こんにちは!園芸養蜂愛好会です。
日駒祭では、ハチミツバスボムづくりと、屋上でのミツバチイベントを行いました。
多くの方々にお越し頂きました!どうもありがとうございました。
今日は、園芸養蜂愛好会の活動と、日駒エコキャンパスについて紹介します。
日駒では2010年から、「日駒ニホンミツバチプロジェクト」として、校舎屋上でニホンミツバチの飼育をしています。
特に気性が穏やかなハチで、とても可愛らしく、生徒たちも可愛がっています。
この取組により、ミツバチの生態を学んだり、いきものを通じて駒場の自然を感じることができています。
生き物相手ですので、昨今の地球温暖化の影響を受けたり、
女王蜂の世代交代がうまくいかなかったりと良い時ばかりではありませんが、
8年の養蜂経験を積み、このプロジェクトも少しずつ安定してきましたので、
環境教育的なプログラムもこれからより充実させたいと考えている所です。
ニホンミツバチプロジェクトに加えて、今年の4月から始めた取り組みが2つあります。
2つとも、鹿島建設さんと水研クリエイトさんのご協力を得てスタートしました!
1つはホップを栽培し、グリーンカーテンにする取り組みです。
ホップはビールなどの香りづけに用いられることで有名です。
ちょうど暑い季節にグリーンカーテンになりましたので、建物内の温度上昇を抑える働きがあるかどうか、
先日、中学2年生の技術の授業で測定しました。
また、収穫まで植物の生長プロセスの観察をしたり、
収穫したホップでリースなどを作って、自然の恵みに対する理解を深める取組をします。
本校は、小麦を栽培した経験もありますので、それを活かして
ゆくゆくは、日駒産の小麦とホップを醸造学として扱いたいと考えています。
そしてもう1つはミミズコンポストです。
ミミズに食べ残しや野菜くずなどを食べてもらい、良質な肥料をつくってもらいます。
ミミズによって有機物が分解され、天然の肥料になるため、ミミズがいる土壌はよいと言われます。
いまは、学校近くのカフェ「Gratbrown Roast and Bake」さんにコーヒーかすを頂いたり、
家庭科の調理実習や料理愛好会に野菜くずをもらい取り組んでいます。
できた堆肥で作物を育て、その作物をカフェや料理愛好会に使ってもらい、
はたまたホップの栽培に活用したりと、資源循環のサイクルを作りたいと考えています。
ニホンミツバチ、ミミズ、ホップと生徒たちは実際に生き物にふれ、
環境について考えるきっかけになりますが、
これらの取り組みが、日駒エコキャンパスとして持続可能な社会を創る一端となればと考えています。
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読売新聞に本愛好会の記事が載りました!
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5/25ミミズコンポスト開始
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ホップで大きなリースができました
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可愛いニホンミツバチ
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日駒祭のバスボムづくりも好評でした
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また来年もお越し下さい!