10月13日(金)~17日(火)の5日間、鹿児島県で行われた、国民体育大会「かごしま国体陸上競技大会」の少年男子Aの300mハードルに東京都代表として志村 武(3年)が出場しました。

 15日(日)に予選が行われ5組1着が決勝に進出、1着以下タイム上位3名が決勝進出と予選から厳しいレースとなりました。志村は予選最後の5組目、すでに予選3組の1着は36秒12の大会新をマークしており、予断を許さない状況の中、スタートは良い飛び出しでしたが、2台目のハードルで足が合わずに心配しましたが、中盤から後半上手に走り36秒46のタイムで1着。予選の中では4番目のタイムでした。

 16日(月)は昨日予選を通過した8名で決勝が行われました。日本新記録に期待がかかるレースだけに、スタンドの観衆は注目の中スタート。予想通り福岡の選手と志村が良いスタートを切り、前半はやや福岡の選手が前に出た感じではあったが、直線の7台目ほぼ互角、最後の8台目のハードルで志村が競り勝ち、35秒18でゴール。日本新記録、U-20日本新記録、日本高校記録、大会新記録を樹立しました。なお5位までが大会新記録と言うハイレベルの中での優勝でした。