日駒新教育ハニカム構想

日駒新教育ハニカム構想とは

校内で笑顔の生徒たち

高等学校の3年間で、学力を身に着けることは、自らの進路実現をする意味でも大切なことです。
しかし、日駒では学力をつけるだけの教育を目ざしてはいません。私たちの最大の関心は、“家庭での人柄教育だけでなく、それを学校生活においてさらに育てること”です。その点において、日駒の方針は普通科専一へと変わってもなお、一貫して校訓としている“誠実”・“明朗”・“勤勉”な人柄に近づくことを目ざしています。
3年間の過程の中で、本校は伝統的に大切にしてきたものつくり教育をはじめ、感性を磨くことで人柄を育むことを実現していきたいと考えています。その前提として、現在の日駒では言葉の感性を大切に扱うことを、あらゆる分野の基本として大切に考えています。
そこで本校の教育運営の特色として、国語教育を中核に据え、これまで実践してきたグローバル教育や理数教育などの分野を改めて“日駒新教育ハニカム構想”として展開しています。ここでのさまざまな体験・経験のすべてが、みなさんの人柄を育むことに繋がっていくと、私たちは確信しています。



校訓

誠実

誰に対しても思いやりを持ち、

何事にもまじめに取り組める生徒

明朗

明るく前向きに学校生活を送り、

進んで仲間と協力できる生徒

勤勉

たえず自分と向き合い、

目標に向けてねばり強く努力できる生徒



各ハニカム構想詳細

詳細はPDFでご覧ください。

  • 日駒では、母国語である日本語の力、すなわち読む・書く・聞く・話すの4つの技能こそが、私たちにとっては基盤となるとても大切な力だと考えています。ものごとを考えるための道具となる国語の力について3年間を通して、きちんと身につけてほしいと願っています。そのために図書館を日駒の“知”の象徴として、学校の中心に据えました。言葉の感性を磨き、人柄を育みます。
  • 本校の学習指導は大学進学を見据えた圧倒的基礎学力の養成を軸に、進路指導部が中心となって3年後に実りある進路実現ができるように、各教科と密接に連携をとりながら学習指導を進めています。入試方式が多様化する中で、一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜・総合型選抜にも丁寧に対応し、最難関大学への合格にも十分対応できるようになってきました。一方で、本校独自の取り組みである“日駒光風塾”も相乗効果となり、生徒のやる気を引き出しています。
  • 3年間の学校教育の中で即戦力となる人材を育成することは、これまで伝統的に本校の期待されるところであり、責務であったと自負してきました。きめ細やかなキャリア教育の伝統は、現在の普通科の大学進学の支援にも受け継がれています。生徒の多様化する進路希望に沿うように、一人ひとりに寄り添いながらしっかりと応援していきます。
  • 数学や理科の授業で教科書の内容をしっかりと身につけることは理数教育ならずとも大切です。基礎基本を大切に理解を支援し、その上で総合的探究の時間を活用して理科実験やものつくりを体験。文系・理系を問わず、より深い理解と論理的思考力を養います。
  • 普通科専一となった現在でも“ものつくりの楽しさ体験”を大切に守ります。中学・高校時代に、つくる楽しさを体系化して学ぶことは非常に重要です。希望する生徒には応えられるカリキュラムを用意しています。
  • 日駒のグローバル教育には長い歴史があります。台湾の姉妹校やカナダの教育委員会との協定など、海外へ視野を広げる取り組みを続けてきました。現在は5名のネイティブ教員を迎え、カナダ短期留学なども実施しています。