校長メッセージ

吉田校長

私たちの学校は、新しいスタートをします。

今から11年前「新しい時代の新しい工業科」をめざし、限りなく普通科に近い理数工学科と国際工学科を新設し、翌年にはその2学科を共学化しました。当時私たちの学校は工業専一の学校として先端的技術者を育成するユニークな学校として存在していました。しかし、生徒諸君の大学進学に対するさまざまな期待が高まり、学校もこれを応援し成果を得るべく今から8年前、学園創立100周年にあたる平成20年度に共学普通科を新設し、校名も現在の《日本工業大学駒場高等学校》に変更しました。
当時本校の大学進学は兄弟校日本工業大学への進学が中心で毎年約200数十名程度、その他日東駒専などに10数名程度で私たちはここからのスタートでした。けれども今は大分様子が違っています。普通科第一期生を送り出したのは今から6年前ですが、今年3月の大学進学結果は次のようになりました。

国公立 4、 早慶上智 12、 東京理科 6、 GMARCH 57、
日東駒専 76、 成成明國 12、 有力理系 41他

この進学成果の中心は普通科生の活躍ですが、工学系生徒諸君の進学熱も盛んで接続する日本工業大学を始め文系を含めて多くの大学に実績を出しています。こうして私たちの学校はこの6年間の成果に一定の手ごたえを掴み、大学進学希望を積極的に支援する“魅力ある中堅の進学校”をめざすことを目標に掲げました。では、私たちの学校は来年以降どのように変わるのか、そのポイントは次の2点です。

(1)
  普通科募集定員を230名に拡大
  昨年度は募集定員110名
  その分工学系定員を削減

(2)
  学科・コースを再編成

これはここまでの6年間の教育運営を全面的に検討し、一層の飛躍を確実にするための計画でその中心になるのが「日駒新教育構想」です。その内容は、私たちは若い人たちが何を糧にして自らの将来を切り拓いていくか、そのために学校は何ができるか、その展望の中に大学進学成果は位置付けられると考えています。
すなわち私たちの学校は、変化の厳しい現代社会に生きる生徒諸君に“自らのちからで未来を拓きなお社会に貢献できるひとに育ってほしい”というのが最大の願いです。

校長 吉田 忠雄