普通科

文理未来コース

文系・理系

創作活動を体験し、中堅私大に進学!

 
文理未来コースは、展開する普通科カリキュラムの中に“ものつくり体験の楽しさ”を大切にする《特設科目》をいくつか設定しています。ものつくり体験はそれだけでも充分楽しい要素を持っています。“楽しい”ことがものつくり体験の最大の特長です。
けれども実は、ものつくり体験は素晴らしい自己表現の手段でもあるのです。
    

文理未来コースは、日駒独自の特設科目設定で学習の過程を通じて知識・創造のエネルギーの蓄積を促します。
これは大学進学を目ざす際のおおきな推進力にもなって将来どんな場面でも臨機応変に対応できる“柔軟な応用力と活きる力”を生み出します。これが文理未来コースを新設した日駒教育の願いなのです。


 

1年次

1年次の「基礎ものつくり理論編・技術編」では、木工芸として箸作り、製本の技術、金属工芸によるスプーン製作、句作・句会の開催、フェルトを使ったマスコット製作、などを用意しています。

①俳句つくり(句作) ②箸製作(木工) ③スプーン製作(金工) ④オリジナルノート製作(製本) ⑤箸袋製作と和食調理実習(被服・調理) ⑥フェルトぬいぐるみ(羊毛フェルトの製作)

2年次

2年次では「応用文理Ⅰ」を設定し「基礎ものつくり理論編・技術編」での取組みをさらに発展深化させたものつくり体験に進みます。ここでもいくつかの楽しいテーマを設定しています。例えば音楽ソフトを利用した作曲の試み、クロスステッチを活かした時計作り、陶芸によるマグカップ製作、自由な発想で設計する椅子の製作、旋盤作業を利用した金属加工などが用意されています。また本校が独自に開発した講座「科学技術史」を学びます。私たちの生活に自然や科学がどのように関わり、そしてその恩恵を得て技術がどのように発展してきたかを学んで将来への知的関心の醸成に繋げる座学科目です。これも講座の中心に置くのは“ものつくり体験の楽しさ”です。

①作曲(ipad を使用した作曲の楽しみ) ②クロスステッチの時計つくり(被服) ③マグカップと小皿製作(陶芸) ④椅子製作(木工) ⑤ネクタイピン製作(鋳金)・コマの製作(旋盤加工) ⑥ラジオつくり(電子工作) など

3年次

3年次では「応用文理Ⅱ」で各自自由選択により関心のあるテーマを自分で設定し半年または1年間にわたって研究・製作・実験に取り組みます。これらの特設科目は3年間で合計7単位(7授業時間)を設定し文理未来コースの楽しさの追究を詰め込んだ編成になっています。
すなわち特設科目に独自の魅力ある設定を工夫していますが、その他の部分は『総合進学コース』と全く同等で大学進学目標の内容も総合進学コースと変わりません。

住宅模型(建築)/浴衣制作(和裁)/真空管アンプ(電子工作)/とんぼ玉制作(ガラス工芸)/スチームエンジンカー(金工)/マイクロロボット製作(情報) ※上記より2つ選択。  

文理未来コース卒業生
花井 孝企さん

卒業生の声

私はものづくりに興味を持っていましたが、具体的にどんな分野をやりたいのか分からず、それを探すためカリキュラムにものづくりを含む文理未来コースに進学しました。授業では木材や金属など幅広い素材の加工やデザインをしたり、建築模型製作や簡単なプログラミングなど幅広い分野に触れることができたりしました。私はその中でも特に建築系に興味を持ち、日本工業大学の建築学部への進学を決めました。将来は、建築コンサルタントとして海外で学校建設やインフラの整備などに参加し、途上国の発展に尽力したいと考えています。

カリキュラム

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  • 卒業後の進路

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