陸上競技部の競歩チームは、3月16日(日)、石川県能美市でアジア陸上競技連盟・日本陸上競技連盟主催、第49回全日本競歩能美大会兼第109回日本陸上競技選手権大会35km競歩大会兼第19回日本学生20㎞競歩選手権大会の3大会同時開催で行われました。海外からの選手も多数参加しており、その中で日駒からは梅澤聖奈(特進コース2年)がレベルの高い参加標準記録を突破して、全日本競歩高校女子5kmに出場しました。
前日のコースの下見・練習では、強い北風で気温も低く、廻りの山々の景色は真っ白でしたが、コースには雪は無く整備されてました。大会当日は朝から冷たい雨の中、全国から集まった高校女子選手は、今年の全国広島インターハイの前哨戦とも言えるメンバーが揃いました。出場者は海外の選手を含め60名、梅澤さんはランキングでは54番目。今回は初めての全国大会で会場の雰囲気などを体験して、次の大会に繋げることが目標でした。
13時50分に号砲一発でスタート、梅澤さんは後方の列でスタートしましたが、集団の真ん中当たりをキープし、最初の1000mのラップも自己ベストで通過し、積極的なレース展開で、途中苦しい時もありましたが、終盤も最後の力を振り絞って、26分39秒のタイムで32位でゴール。今までの記録を1分09秒短縮する、大幅な自己記録更新でした。これからも勉強と両立しながら上の大会を目指して頑張っていきます。