中学2年生は、6月13日に鎌倉へ遠足に行きました。

　当日は、電車の運休により生徒の集合が1時間以上遅れ、行程が大幅に変更になり、亀ヶ谷切通を見学することができませんでした。亀ヶ谷切通は、当時の鎌倉幕府の中心地へ向かうための道で、商業的にも軍事的にも重要なものでした。生徒に当時の鎌倉幕府の「におい」を少しでも感じ取ってもらおうと計画していたため、行程の変更はとても残念でした。

　午後の自主研修は、当初の予定通りの時間に開始することができました。生徒が班で話し合い、見学場所や見学時間、行き方などを決定しました。拝観料も事前に調べました。班ごとの行動のため、大仏を見学した班もあれば、頼朝の墓を見学した班もあり、みな地図を片手に「鎌倉」を見学していました。駅前の鳩サブレのお店が休業日だったため、残念な表情の生徒もいました。（本店は営業していたようです）

　定刻を過ぎて解散報告をした班はほとんどなく、生徒は時間を意識しながらしっかりと見学できたようです。この経験を来年度の修学旅行の自主研修でも生かしてほしいと思います。朝から予期せぬアクシデントに見舞われましたが、立派に行動していました。遠足の事後学習でもよい学びができると期待しております。