（2019/08/29 更新）
ハロー日駒 vol.40 『はるかのひまわり咲いてます！』


　暑かった夏休みも終わり、いよいよ2学期のスタートです。
　皆さん、どんな夏休みを過ごしましたか？　
　今夏、本校では1,000本のひまわりを育てました。
　校門入口左サイドの『はるかのひまわり』です。
　8月23日（金）朝日新聞朝刊（都民版）に掲載された記事を引用して紹介します。

『はるかのひまわり』は、24年前の1月早朝に襲った阪神淡路大震災に由来します。発生直後の明け方の映像は未だに目に焼きついていて、その後の甚大な震災の影響を強く予感させました。そして、この震災では6431名もの人が命を落しました。
記事によると、当時小学6年生だった加藤はるかさんも、その一人でした。
自宅アパートが焼け崩れ、その下敷きになって亡くなったのだそうです。
その年の夏、自宅跡地に「ひまわり」が咲きました。隣の家のオウムのエサとしてはるかさんがあげていたというひまわりの種。その種が芽吹き、花が開いたものだそうです。
家族や住民たちは「はるかの生まれ変わり」として見守り、『はるかのひまわり』と名付けて大切に育てたそうです。
いつしかその種は全国に広められました。
その種を本校も譲り受け、今年6月に中1生（108名）によって植えられました。
なお、秋には種を収穫し、近くの商店街や住民の方々に配り、輪を広げる予定にしています。

先日（8/24）の学校説明会の際、「はるかのひまわり、はるかさんのことを知ることができて良かった。私もお祈りしています」との保護者アンケートも寄せられました。
命の大切さに思いをはせる機会が地域に広がれば、なおのこと嬉しいですね。





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