（2018/8/30 更新）
Vol.8『塾に出向いて出張理科実験教室』

「理科が好きではなかったけれど、今日の実験でいろいろなことがわかりました。
　そして、とっても楽しく学べたので、理科が大好きになりました。
　最初の実験では、こんなに色が次々と変わるんだなと思いました。
　電気を消して暗いところで混ぜあわせると青く光る実験もおもしろかったです。
　15秒待って色が変わる実験にはおどろきました。理科ってすごいなと思いました。
　とても楽しかったので、学校の文化祭にも行って見たいと思いました。
　理科が好きになったので、これからの理科を熱心に勉強しようと思います。
　今日はありがとうございました」。

参加した女子生徒から寄せられた感想です。

　8月最終週の日曜日（26日）。とある大手中学受験進学塾の田園都市線沿線の教室から依頼を受けて、塾生徒向けの「出張理科実験教室」を開催することになりました。
塾は休日で夏期講習を終えたばかりの同教室5年生16名が対象でした（男女半々）。
生徒持参の空ペットボトルの他、学校側が用意した化学薬品やガラス容器、計量機器や予め用意された水溶液の類が机上に並べられて準備万端。普段の授業では味わうことができない生の化学実験の始まりです。彼らのドキドキワクワク感が最高潮に達し、本番開始を今か今かと待つ塾生たち。その熱い思いが空気を通して伝わってきます。
安全性を考慮して本校は理科実験担当専任教師3名とサポート要員5名の計8名で、5つの小グループ毎に付き添う態勢で応じました（水や化学薬品などを使用するので）。
『色で魅せる化学』をテーマとして3つの化学実験を行いました。時間とともに色が変化する様子を体験（体感）しようという試みです。
軽妙な語り口で進行役のY先生。それにいちいちユニークな反応を見せる生徒たち。緊張した中にも和やかさがあり、活気に充ちた雰囲気で「実験教室」は進行しました。　
化学反応もさることながら子どもたちの反応ぶりもリアクション満載で新鮮な体験でした。この「出張理科実験教室」の体験が、少しでもお役に立てたら幸いです。
塾の皆さん、生徒の皆さん。楽しい授業、ありがとうございました。


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