(2018/08/08更新)
Vol.06『8月5日(日)、個別相談会にて』
第2回学校説明会で2019年度入試要項が公表された時、4科目入試の判定方法が変更になった箇所をジ?ッと食い入るように眺めては読み返し、何度も確かめたというお母さん。
8月5日(日)の第4回学校説明会に参加した後の「個別相談」の席で伺ったお話です。
「これで安心して2月1日の午前入試から受けられます」と心から納得されていました。お互いに本校第一志望だというお知り合いを連れ添い、二人同席しての個別相談でした。
「算数と理科の2教科なら母親の私でも娘には教えられるから」と塾には通わず受験勉強に勤しむ日々。そんな矢先に「4科目入試の判定方法を見直します」という朗報に接することに成ったというわけです。「嬉しさも喜びも、ひとしおでした」と語るお母さん。
既報の通り本校の2019年入試では「4科目入試」の配点・試験時間の変更と合否判定方法の見直しを行いました(2/1・2/2午前入試2回)。今年度入試結果を振り返ってみましょう。志願者総数451名中、68%を占めたのは「得意2科型入試」でした。本校入試と受験生とが最もマッチしている証しではあります。ただ偏り過ぎであることと、その分4科目入試の受験生が伸び悩み気味の傾向でした。重視したのは国算2科以外の科目選択者が6割強も占めていた点です。
その変更の趣旨こそ『4科目勉強している受験生には迷わず4科目で受験してもらうこと』にありました。さらに4科目均等配点にして試験時間も45分に統一。そして4科受験後、「国・算で高得点の科目、残り3科目で高得点の科目を2科抽出する」という採点方法が、今回の4科目入試改革のポイントでした。
お母さんと娘さん親子は本校が第一志望にも関らず、2/1の午前入試は諦めて得意2科型(算・理)に絞って受験しようと準備されていたのです(2/2の午後入試からの受験)。
こうして見ると、受験生の事情は必ずしも十分に斟酌されていなかったわけです。
この改革を「いかにも日駒さんらしい」といち早く褒めて頂いたのは初来校の或るお母さんでした(今は本校が第一志望だそうです)。
入試改革への思いが、受験生にシッカリと届いていることは学校として嬉しい限りですね。
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