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中学1年生 サマーキャンプ【3日目】
2018/7/22 (日)
7月22日、サマーキャンプも3日目を迎えました。
本日はテント泊でしたが、起床時間前にはすでに、あちらこちらで静かなにぎわいをみせていました。皆、楽しくてしょうがない様子です。朝食後は、各班自分の背丈よりも大きなテントを片付けるためしっかりと協力して動き、その後は本日のメインイベントであるサイエンスデーの活動へと移りました。
昼前より始まったサイエンスデーですが、全部で15班に分かれ、各班土壌生物と水生生物の採取、観察を行いました。土壌生物を観察するグループでは、木々の下や原っぱの真ん中など、いくつかの環境の違う土壌を採取して、その土壌をざるでふるいにかけ、ピンセットなどを用いて手作業で土壌中の生物を見つけてもらいました。微生物を見つけるには非常に丁寧に探し続けなくてはなりませんが、どの生徒も与えられた時間ぎりぎりまで真剣に作業を続けることができていたため、たくさんの土壌生物を見つけることができていました。
また、水生生物を観察するグループでは、赤倉山荘の裏手にある池からペットボトルで水を採取して、その水に入っている微生物を観察しました。採取の際にも、水草の根元、水面すれすれ、池の底のほうから、などなど、どこから水を採取すればたくさんの微生物を捕まえられるか、各班全力で考えていました。教科書では見たことのある微生物たちを実際に目にすることで、多くの生徒が驚きと新たな発見を感じていたようです。
それらの観察をもとにして、各班その結果からいったい何がわかったのか、どうしてそう思ったのかについて考察する時間もとりました。そして、それを班でまとめ上げて、夕食後には5分程度の発表を行いました。発表用の手書きの資料はどの班も力が入っており、そのスケッチや考察に何度も驚かされました。今後も発表を行う機会を設けていき、将来大切な“生きる力”を少しずつ育んでいければと思います。
赤倉だからこそできる貴重な体験をギュッと詰め込んだ一日も終わり、全力を出し切った生徒たちはぐっすりと寝ています。明日はサマーキャンプ最終日です。最後まで実り多き合宿になるよう生徒たちをしっかりと見守っていきたいと思います。