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ハロー日駒 Vol.01『入試要項と学校説明会』
2018/7/4 (水)

ハロー日駒

(2018/07/04更新)
『入試要項と学校説明会』


皆さんこんにちは、日本工業大学駒場中学・高等学校入試企画担当の肥後恒久と申します。プロフィールにもありますように、私は長らく日能研関東の広報センター所長を務めて参りました。学校を外側から見ていた立場から内側も見られる立場になりました。そんな私が、「にちこま」について、昨今の中学入試の状況も踏まえながらお伝えしていきたいと思います。

さて、さっそくですが、今回は『入試要項と学校説明会』についてお伝えします。

受験生が増えるのが確実視される2019年入試。
ここへ来て各校の入試要項改革の動きは益々ヒートアップして来ました(特に女子校、次いで男子校? 共学で、それも中堅上位校に顕著!?)。
大学入試改革が2年後に迫り、今年が“勝負どころ”と見た各学校の入試要項改革ラッシュ。それぞれ勝算を期しての熱い動きとなっています。本校も同じ立場ですし、その何とかしたい思いに変わりはありません。心から共感するところです。
本校の新要項も6/23(土)の第2回学校説明会にて公表の運びとなりました。

早いもので新年度も3ヶ月を経過。募集イベントが本格的に始動し、本校でも既に5回程の行事を終了しています(入試報告会、第1回オープンキャンパス、第1・2回学校説明会、授業見学会)。
外部イベントも主だったところで「読売GENKIフェスタ、ディスカバー、ベネッセ進学フェア、日能研私学フェア」の4回を終えました。本格的にシーズンインした学校説明会。「学校選び、志望校選定」については、どういう点にポイントを置いて参加すると良いのでしょうか。

都内のとある私立校校長の名語録があります。
「学校の形には目に見える違いや見えない違いがありますが、その学校が何を大切にして、何を目指して教育という営みを行っているか。その部分が最も大切です」という言葉。
これに私学ならではの重要なメッセージが込められているとお思いになりませんか? 
この考え方を、そこかしこに反映させているのが学校説明会です。
説明会に参加する際に、先ずはこの言葉のエッセンスをしっかり捉えて置きましょう。
説明会内容や企画運営等を通して「その学校ならではの教育観」が見えてくるはずです。
勿論、校舎や施設などの環境や教職員や生徒たちの様子も見逃せない大事な要素です。
大事なことは『共感』できたかどうか。これがポイントです。
その上で、我が子の身の丈に合っているか、或いは家庭の教育方針に適い、価値観等で同調できるのかどうかを考えるのです。
なるべく受験生を含む家族で出かけると良いですね。お互いの印象などを交換しあえるので、より理解(や共感)が深まるはずです。

その昔「学校説明会だからと、ただ学校の説明をしさえすれば良いというものではない。
大いに“感じる説明会”をやるべきである」と熱く語る塾長がおりました。
要するに『(単なる説明に留めず)共感させよ』ということです。
さて本校。大塚新校長を始め若手やベテラン教職員に至るまで、学校をあげて共感して頂ける説明会の運営開催を常に心掛けております。どうぞ、一度「にちこま」へお越しください。
皆様のご来校を教職員一同、心よりお待ち申し上げております。



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