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日駒の先生は、生徒一人ひとりの現役大学合格を目指し、日頃から教材研究や研修などに熱心に取り組んでいます。
そのように、大学に合格できる力を育成することに力を入れている一方で、大学を卒業してからも社会で活躍できる力を身につけられるよう、私たちはキャリア教育にも熱心に取り組んでいます。
私たちは、キャリア教育を通じて、自分が将来どのような価値観を大切にして生きていきたいか考えさせるとともに、これからの不確実性が高く変化が激しい社会のなかで活躍できる素養を養っていきたいと考えています。
私たちもこれまで、将来どういう生き方をしていきたいか生徒たちに考えさせる従来型のキャリア教育に取り組んできました。
しかし、私たちとしては、どういう仕事に就きたいかということも大切にしますが、どんな働き方をしていきたいか、どのような形で社会に貢献していきたいかという働く上での価値観を形成することに重きを置いています。
そして、これからの社会は変化が激しく、より複雑で厳しい社会になっていくことが予想され、そのような社会のなかで幸せに生きていける素養を中学高校時代にきちんと育むことがキャリア教育において重要であると考えています。
その素養を身に付け、社会で活躍していく上で、最も重要となる土台は「自己肯定感」であると考えています。「自分は必要とされている人間だ」や、「自分でもやればできる」などの自己肯定感が社会で活躍するうえで不可欠になります。
教科指導も学校行事も宿泊行事すべては、キャリア教育に含まれており、すべての取り組みのなかで自己肯定感を高めていくことが大切ですが、それ以上に大切なのは、私たちが日頃から生徒たちの良い部分を褒めてあげることです。
生徒たちにまず自分を好きになってもらうこと。そういう前向きな気持ちをもった生徒は、キャリア教育を通じてコミュニケーション能力や問題解決能力を身につけ、社会に出て自分の能力を発揮し、人の役に立つことに幸せを感じられる人材に成長すると考えています。
中学1年生〜高校1年生の期間は、社会に出てから必要な素養を身につける取り組みに重きを置きます。 そして、高校2年生〜高校3年生の期間は、大学受験を含め将来についての計画を立てる取り組みに重きを置きます。中学1年生は、学習面や生活面での土台をつくる時期です。この時期にコミュニケーション能力の向上を図る取り組みを重点的に行い、学年があがるにつれて徐々に問題解決型授業の取り組みを増やしていきます。高校生になると、問題解決型授業に加え、生徒たちのキャリアプランニングを支援する取り組みを行っていきます。
学校で行うあらゆる教育活動は、すべてキャリア教育といえます。そのうえで、本校らしい独自のキャリア教育を計画的に実践することで、社会で必要な素養を身につけながら、大学進学への前向きな姿勢をもつことを図っています。
海外では生きる練習として教育課程において必須とされている「演劇」。
グループごとに企業を訪れ、働いている従業員の方に仕事についてのインタビューを行います。
問題を発見・理解し、実際に実行して試してみるというサイクルで一つのものを作り上げていく方法です。